2003-04-09 ◆冷蔵庫市場の競争過熱 【ニューデリー】年間市場規模3700クロー(US$7.65億)の冷蔵庫産業は、各社が一連の新製品を投入し、斬新なマーケッティング・スキームを導入する中で、競争過熱の様相を呈している。 エコノミック・タイムズが4月6日伝えたところによると、最近“Rang De Kismat Offer”と称するキャンペーンを開始、霜取り不要冷蔵庫の販促を図るSamsung IndiaのR Zutshi販売担当取締役によると、一般に第2四半期には冷蔵庫、エアコン、洗濯機等、シロモノの回転が加速するが、3月21日からスタート、5月31日まで続けられる同社のプロモーション・キャンペーンでは顧客のために4クロー(US$83万)のギフトが準備されていると言う。 これに対して食品/飲料の賞味期間を延長する“Life Nourishing System”付き冷蔵庫7製品を発売したシロモノ・メジャーのElectrolux Kelvinator Ltd(EKL)のRajiv Karwal重役(CEO/MD)も、同社の新キャンペーンが既に開始されていることを確認した。 年商700クロー(US$1.45億)のGodrej Appliances Ltd(GAL)は、トップ・エンドの霜取り不要冷蔵庫1モデルを発売するとともに、直冷式冷蔵庫モデルの販売を復活させる。GALのS K Ghatak販売・サービス担当上級副社長によると、向こう2、3ヶ月間に現在9000店の流通網を1万店に拡大すると言う。 この他、Videocon International Ltd(VIL)はウォーター・ディスペンサー付きウォーターマティック・レーンジの冷蔵庫を近く発売、Whirlpool of India Ltdは霜取り不要冷蔵庫と直冷式冷蔵庫各8モデルを間もなく売り出す。 広告宣伝費に関しては、サムスンは5クロー(US$103万)を投じ霜取り不要冷蔵庫の販売を2倍に拡大する計画で、EKLは売上げの4.5%を投じ、冷蔵庫22万台の販売と、市場シェアの10%ポイント上乗せを目指している。これに対してVideoconは市場シェアを現在の12%から18%に拡大する計画だ。また年間販売目標の30%を4-6月に達成することを目指すGALは、同期間の予想売上げの7%強を販促活動に投じるとしている。 現在、直冷式冷蔵庫は342万台のインド冷蔵庫市場の75%を占めているが、霜取り不要冷蔵庫の普及速度は、前者のそれを上回っていると言う。