2003-04-09 ◆SAP、インド業務にUS$1.2億投資 【ニューデリー】インドにおける法人ソフトウェア市場のシェアを一層拡大するため、ドイツ企業SAPは、向こう3年間に現地子会社SAP Indiaを通じ1億2000万米ドル以上を投資する計画だ。 インディアン・エクスプレスが4月7日伝えたところによると、SAPインディアのAlan Sedghi重役(MD)は同紙に「インドにおけるマーケッティング/販売/システム統合パートナー網に毎年4000万米ドルを投じる計画で、また既存の製品/サービスの付加価値を高めるため企業買収の機会も探る」と語った。また3年間にビジネスの規模を3倍に拡大することを目指すと言う。 市場調査会社IDC Indiaによると、SAPインディアは2001年時点でインドERP市場の60%のシェアを握っている。 現在カルナタカ州Bangaloreとマハラシュトラ州Mumbai、そしてDelhiにオフィスを設けているが、SAPインディアンは事務所の増設も計画、セールス&サポート・チームの人員は2年内に現在の100人から200人に拡大。中小企業、テレコム、金融、公益事業、メディア等の領域に照準を合わせ、新規顧客を開拓する。 ターゲットの8業種を業種ごとに垂直的に管理するマネージャーを指名、中小企業向けの新価格戦略も立案する。中小企業は価格に敏感なことから、低価格な製品/サービス・パッケージをオファーする。 SAPインディアは現在、HCL、Wipro、SISLをシステム統合パートナーとしているが、さらに多くのシステム統合業者と提携する。 ストーリッジやアーカイブ等の領域の特殊技術を備えたインド企業を買収する可能性も検討している。 これまでにSAPインディアは1件当たり1万2000~7000万米ドルの380プロジェクトを獲得したが、内150プロジェクトは中小企業との間で契約が結ばれたと言う。