2003-04-23 ◆エアコン業界、運輸ストに当惑 【ニューデリー】エアコン及び冷蔵庫メーカーにとって待望のサマー・シーズンが訪れた矢先にトラック運送業者のストライキが発生したため、メーカー各社は当惑している。 エコノミック・タイムズが4月18日報じたところによると、デリー等のキー市場では気温が40度以上に上昇する中、ここ1、2週間エアコン売上げが急増しているが、一部のディーラーは在庫が底をつき、折角得た注文にも応じられない状態に陥っている。しかしエアコン業界は、齟齬は短期的なものと見、今年は比較的に降雨の少ない夏になるとの予想から、昨年並みの二桁成長の再現に期待を寄せている。 業界筋によると、需要は、南部と西部で最初に拡大、その後気温の上昇に伴いデリー、ウッタルプラデシュ、ハリヤナ等の州もここに来て需要が急増している。LG社幹部は、雨期が予想以上に早く到来しない限り、今年は通年で15-20%の成長が見込めると語った。しかしVoltas幹部によると、運輸業者のストで全てのブランドの流通チャンネルに在庫の欠乏が生じている。 アナリストによると、良好な需要が存在することから、メーカーは依然としてこの機に乗じてシェアの拡大に努める見通しだ。降雨により温度が下降しない限り、価格も安定を保つものと見られる。現在1.5トンのウィンドーズ・エアコンは、機能により1万8000~2万ルピー(US$372-415)で手に入る。 冷蔵庫市場の需要も旺盛で、メーカーは二桁成長を期待している。Whirlpoolの営業主任によると、全てのプレーヤーが在庫削減を通じてサプライチェーンの効率アップを図っていた最中に発生した運輸業者のストライキは、取引にある種の影響を及ぼすが、それは主要な問題ではない。業界全体として二桁成長が予想され、同社としては20%の成長実現に自信を抱いていると言う。ちなみに冷蔵庫市場は昨年、前年の2倍に相当する8%の成長が記録された。