2003-04-23 ◆三井、インド化学事業3件の権益買収準備 【東京】三井グループは、インドにおける3件の大型化学プロジェクトの権益を取得するとともに、自動車コンポーネント製造施設を設ける計画だ。 インディアン・エクスプレスが4月18日報じたところによると化学品グループ・プレジデントも務める三井物産の永田宏代表取締役兼副社長兼執行役員はこのほど同紙のインタビューに応じ、以上の消息を明らかにした。それによると、現在インド南部と西部における化学関連の投資プロジェクト3件に関係しており、この内1つか2つは今年内にも具体化する見通しだ。 三井グループは、地元の大手企業と共同で設立する企業の少数権益を握るとともに、金融アレンジ、ロジスティクス、国際マーケッティング面の支援を提供すると言う。永田氏は、化学品の名称や地元パートナーの社名を明らかにするのを控えた。 永田氏によると、三井金属鉱業はまたインドに自動車用ドア・ラッチの製造施設を設ける。トヨタが既にインドに乗用車の製造施設を設けている上、自動車需要が急速に拡大しているため、グループはインドにおける自動車コンポーネントの製造に関心を抱いている。現在グループは、インドの自動車製造会社に、アジアの他の地域で調達した部品を供給しているが、一部のベーシックな部品はどうしてもインド国内で製造する必要があると言う。