2003-04-30 ◆Reliance、ポリマー生産能力増強準備 【ムンバイ】Reliance Industries Ltd (RIL)は、2004-05年には国内の需給バランスが供給不足に転じる見通しのため、ポリマー生産能力の増強を検討している。 インディアン・エクスプレスが4月26日報じたところによると、RILのKamal Nanavati社長(石油化学ビジネス担当)は年次報告書の中で以上の消息を伝えている。それによると、2004-05年の生産量と需要量のギャップは4万4000トンと見積もられる。仮に生産能力が現状レベルに維持されるなら、同ギャップは急速に拡大する。RILは、このため国際的な石油化学産業のシナリオも配慮し、デボトルネッキングと設備拡張を通じて生産能力の増強を図る。また設備拡張に当たっては健全なマージンが望める特殊グレードの製品に照準を合わせた成長戦略を採用する。現在DuPont社の技術支援を得て、年産22万トンのポリエチレン・テレフタレート(PET)製造施設を建設しており、別に年産4万トンの施設の試運転も開始される。 インドにおけるポリマーの消費量は1970-71年10万トン、1980-81年29万トン、1990-91年89万トン、2000-01年の320万トンと、急速な成長を見ている。インドは世界的にも急成長する石油化学品市場の1つに数えられる。しかし国民1人当たりのポリエステル消費量は1.4キロと、中国の6.6キロを遙かに下回っていると言う。