2003-04-30 ◆Vizag Steel、US$37億拡張準備 【コルカタ】国営鉄鋼会社Rashtriya Ispat Nigam Ltd (RINL)は、2019-2020年までに3段階に分けて1万7500クロー(36.95億)を投じ、Vizag Steel Plant (VSP)を拡張する計画で、ドイツのティッセンや新日本製鐵を初めとする世界の鉄鋼メジャーと提携する可能性も探っている。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが4月28日報じたところによると、RINLのB.K. Panda新会長兼MDはこのほど記者会見し、以上の計画を語った。それによると第1段階では2500クロー(US$5.28億)が投じられ、溶鋼(liquid steel)の年産能力が現在の300万トンから500万トンに拡大される。ガス・ベースの製鋼施設が設けられ、Reliance Industries Ltd (RIL)もしくはGas Authority of India Ltd (GAIL)がGodavari Basinで採取したガスを用いる予定だ。第1段階は、天然ガスの供給が可能になる2004年末までに着手され、2006-07年の完成が目指される。第1段階では、この他、焼結炉、60MW(メガワット)発電施設、酸素工場が設けられる。酸素工場に関しては民間パートナーにBOT(建設/経営/移転)方式で発注される。酸素工場の建設コストを含めれば、第1段階のコストは3000クロー(US$6.335億)に達する。 3段階の工事を通じ、熔鋼の製造能力は最終的に1000万トンに拡大される。年間10億立方メートルのガスが必要とされる。サプライヤーには競争力有る国際価格での供給が求められ、必要なら長期契約が結ばれる。計画案は向こう2~3ヶ月で完成し、取締役会に承認が求められる。第1段階のプロジェクト費用は内部資金で賄われ、第1段階が完成すれば、累積赤字を一掃する十分な利益を稼げるようになる。第2、第3段階の拡張コストは、金融機関から借り入れるか、資本市場で調達する。 RINLのチームは間もなく全世界の鉄鋼メジャーを訪問する計画だが、その実ティッセン、新日鐵との交渉は既に始まっている。必要と認められれば、これらのメジャーと提携する用意が有ると言う。