1995-09-12 ◆<星>トムソン、デジタル機器のR&Dラボ開設 【シンガポール】トムソン・マルチメディアはデジタル新製品の開発を手掛ける多目的研究開発(R&D)ラボをシンガポールに設ける。 総コスト225万Sドルのラボは、今年12月に第1期工事が完成、97年までには完全稼働する。同ラボでは多層プリント基板やデジタル機器のはんだづけ等に関わる先端技術や加工方法が研究される。音響機器、テレビ、ビデオ等に関わる同社の他のR&D部門はそれぞれ独立しているが、新ラボは他の製品部門との連携を保つ。例えばデジタル・ビデオ・ディスク(DVD)プレーヤーやサテライト・デコーダー等の試作品は量産される前に同ラボでテストされる。トムソンは東芝、松下、JVC、パイオニア、サムスン、ゼニス、日立等の電子メーカーやタイムワーナー、パラマウント、日本コロンビア、MCA、MGM等の主要なハリウッド・スタジオと次世代DVDの開発で提携している。同社の350人のR&D人員の内160人がシンガポールに配置されており、特にビデオ関連のR&D人員は154人と、欧州に配置された31人を大幅に上回る。シンガポールはビデオ製品開発の本拠地で、そのR&D予算は4500万Sドル、過去5年間の累積R&D支出は1億9000万Sドルにのぼる。こうしたことから同社は目下国家科学技術局(NSTB)にR&D奨励補助の適応を申請していると言う。(ST:9/11)