2003-05-07 ◆Tisco、自動車産業等級鋼材をMULに納入 【ジャムシェドプル】Tata Iron and Steel Company Ltd(Tisco)は目下Maruti Udyog Ltd(MUL)に自動車産業等級(automotive grade)の鋼材を試験ベースで納入しており、新設備を導入し、生産工程に必要な調整を加えた後、1年内に商業ベースの供給を開始する計画だ。 エコノミック・タイムズが5月4日TiscoのT Mukherjee重役(MD)の言を引用し報じたところによると、Tiscoは熱間圧延金属(hot rolled metal)を新日本製鐵から輸入し、冷間圧延工場(CRミル)で加工、4種類のコンポーネントをMULに納入している。目下のところ量はそれほど多くない。MULのニーズに合わせて生産ラインに必要な改善を加える計画で、CRミルに電解清浄ライン(Electric Cleaning Line)を装備、HRミルについては垂直鋳造ラインの長さ(length of vertical moulding)を伸ばし、弧長(curve length)を短縮することにより、モールディング・パターンを変更、自動スカフィング・マシーン(automatic scurfing machine)も据え付ける。こうした調整には少なからぬ投資と数ヶ月を要するが、恐らく1年後にはMULに対する通常の供給を開始できる。 この他、鋼管部門の製品ミックスを合理化し、生産を拡大する。年間設備能力20万トンの鋼管部門はまだ100%の稼働率を実現していない。Tiscoは何とか鋼管部門のパフォーマンスを改善する計画だが、まだ討論段階に有り、最終方針は決まっていない。 ベアリング部門も年産2300万ユニットにキャパシティーを拡大して2年になるが、やはりフル稼働するには至っていない。しかし今年は100%の稼働率を実現できるものと見ており、その時点で一層の拡張を図ると言う。