2003-05-12 ◆三星電子、インドPC市場開拓に本腰 【プネー】韓国三星電子(Samsung Electronics)の情報技術(IT)/テレコム子会社、Samsung Electronics India Information and Telecommunication Ltd (SEIIT)は、消費者のニーズに応じて組み立てられるパーソナル・コンピューター(PC)、“BuildurPC”を梃子にインドPC市場をアグレッシブに開拓する計画だ。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが5月8日報じたところによると、このほどマハラシュトラ州でサブブランド“BuildurPC (BUPC)”を発売したSEIITのカントリー・マネージャー、Princy Bhatnagar氏は7日記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると、向こう3ヶ月間に全国規模でBUPCの販売を開始、ディストリビューター・パートナーが経営する製造施設を利用し、未開拓の農村市場の開拓にも本腰を入れる。 目下のところ、Navi MumbaiとGoa、そしてKolkataに各2カ所、NoidaとJaipurに各1カ所、製造拠点を有する。これにより注文を受けてから配達までの時間を7日間に短縮できる。これらの製造拠点は、それぞれ1日200台のPCを製造できることから、同社は既にインド最大のPC製造能力を備えている。2002年10月以来、これまでに2万2000台を販売、初年度の販売台数は10万台に達する見通しだ。 向こう3ヶ月間に全国の400都市に拠点を設ける予定で、売上げの大きな部分がD/Eカテゴリーのタウンを含む農村部により占められるものと見られる。SamsungはPCコンポーネントの70%を供給するため、同イニシアチブにより同社のコンポーネント・ビジネスも飛躍的成長を遂げるものと予想される。 マハラシュトラ州では、主要15都市にリテール・パートナー50店、コーポレート・リセーラー30店、ソリューション・プロバイダー5店を指名する予定で、ムンバイを除く州内の売上げの85%はこれら15都市により占められる見通しだ。 マハラシュトラ州では年間50万台のPCが販売され、この内17万台がブランド品、33万台がアセンブルPCで占められている。同社は2003年末までにマハラシュトラ州だけで2万1000台の販売を目指すと言う。