2003-05-26 ◆中核インフラ産業、4月の成長率3.9%に鈍化 【ニューデリー】工業生産指数(IIP)の26.68%の比重を占める中核インフラ産業6業種の2003年4月の成長率は、セメントと原油の生産がマイナス成長を記録した他、鉄鋼完成品を除く全業種が昨年同月の成長率を下回った結果、全体として3.9%と、昨年同月の5.4%の伸びに比べ顕著な鈍化を見た。 ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが5月23日、商工省発表の暫定統計数字を引用し報じたところによると、4月の鉄鋼完成品の生産は277万トンと、昨年同月の247万トンを11.9%(4%)上回った(括弧内は昨年同期の成長率、以下同様)。 しかしセメント生産は昨年同月の984万トンから955万トンに-2.9%(10.6%)、原油生産は同262万トンから257万トンに-1.9%(2.7%)の落ち込みを見た。 石油精製は同801万トンから854万トンに6.6%(8.6%)、石炭生産は同2540万トンから2620万トンに3.1%(6.3%)、電力生産は434億3700万ユニットから442億9100万ユニットに2%(5.2%)、それぞれ成長を見たが、何れも昨年同月の実績に及ばなかった。 中核インフラ6業種の昨年の成長率は2002年4月の5.4%、7月の9.3%、9月の1.7%、10月の6.2%、2003年3月の3.1%と、ローラーコースターさながらの変動を見たが、通年では5.2%と、前年の3.5%を上回った。