2003-05-26 ◆電気機器産業の昨年の成長率、前年比2倍に加速 【ムンバイ】電気機器産業は2002-03年に前年の2.7%を上回る5.2%の成長を遂げた。下半期の成長率は上半期に比べ鈍化したものの、過去数年にわたる低迷から抜け出す兆しが生じている。 エコノミック・タイムズが5月23日、インド電気・電子製造業者協会(IEEMA:Indian Electrical and Electronics Manufacturers Association)発表のデータを引用し報じたところによると、スイッチギア部門は11.3%の成長を記録、業界全体の成長を牽引した。変圧器は上半期に12.6%の成長を記録したが、下半期は不振に陥り、通年では6.9%の成長にとどまった。変圧器、エネルギー・メーター、送電鉄塔の売上げ不振で、電気機器産業の通年の成長率は上半期の8.2%から5.2%に鈍化した。ボリューム販売は、低電圧回路遮断機が33.1%、小型回路遮断機が13.8%、高電圧回路遮断器が9.3%、変圧器が19.5%の成長を見た。変圧器は上半期に限っては29.3%の成長を記録した。しかし配電用変圧器のボリューム販売は0.4%のマイナス成長を記録した。またケーブルの販売は上半期に2.3%のマイナス成長に陥ったが、通年では5.2%の成長を見た。送電用鉄塔はマイナス3.3%の落ち込みを見た反面、導線は17%の成長を記録した。エネルギー・メーターは-14.3%、指示計器は-2.4%と不振だった。変圧器とエネルギー・メーターの販売は、州電力局がその購買をスケール・ダウンしたため、下半期の成長が鈍化した。 IEEMA会頭を務めるL&TのRN Mukhija重役(ED)によると、輸出は電気機器業界のパフォーマンスにとって重要な役割を担ているが、今会計年度はイラクの復興需要等で25%の成長が望める。またインド政府の電力開発加速計画や電力事業法案の国会通過を背景に、今年は業界全体で6%の成長が見込めると言う。