2003-05-28 ◆首相、内閣新人事発表 【ニューデリー】Atal Bihari Vajpayee首相は、先週土曜、新人3人の登用と2人の昇格、そして2人の閣外退出を含む正閣僚7人の異動と国務相レベルの比較的大幅な新人事を発表した。しかし、Trinmool Congressは再度閣僚ポストを得る機会を逸した。 インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが5月25日報じたところによると、Ajit Singh農相とBalasaheb Vikhe Patil重工業相が閣外に退き、代わってウッタルプラデシュ州前首席大臣のRajnath Singh氏とShiv SenaのSubodh Mohite氏がそれぞれ後任を引き受けた。両氏は何れも新人で、特にRamtek選出の初のShiv Sena国会議員Mohite氏は、同党最高首脳Bal Thackarey氏の意向によりPatil氏に代わり、閣内入りした。 Shahnawaz Hussain民間航空相は繊維産業相に横滑りし、これまで商工担当国務相を務めて来たRajiv Pratap Rudy氏が新民間航空相に昇格、またBC Khanduri運輸担当国務相が運輸相に昇格した。 国務相レベルでは、ラジャスタン州出身BJPメンバーのKailash Meghwal氏とビハール州出身RJD-DemocraticメンバーのNagmani氏が共に社会正義・雇用担当国務相に、マドヤプラデシュ州出身BJPメンバーのPrahalad Singh Patel氏が石炭担当国務相に、ケララ州出身FDPメンバーのPC Thomas氏が法と正義担当国務相に、Kumbh Mela出身のBJP国会議員Swami Chinmayanand氏が内務担当国務相に、Santosh Kumar Gangwar氏(元石油問題担当国務相)が労働/国会問題担当国務相に、Vijay Goel氏が青年・体育担当国務相に、Sumitra Mahajan女史が石油・天然ガス担当国務相に、Sripad Naik氏が道路交通・ハイウェイ担当国務相に、Sanjay Paswan氏が人的資源担当国務相に、Ashok Pradhan氏が通信/情報技術担当国務相に、それぞれ起用された。 この他、Kashi Ram Rana氏が繊維産業担当国務相から農村開発担当国務相に異動、Anant Kumar氏の農村開発担当国務相兼務は解かれた。またタミールナド州出身のMDMKメンバー、Gingee Ramachandran氏は私設秘書(personal assistant)が汚職事件に関与し逮捕されたことから大蔵省歳入部担当国務相のポストを退いた。 新人の正閣僚7人が加わり、バジパイ首相の閣僚チームは総勢81人に拡大した。この内、31人は正閣僚、45人は国務相。 バジパイ首相は、Trinamool Congress党首Mamata Banerjee女史が、同党のSudip Bandopadhyay氏を女史の同意なく閣僚に就任させることに反対したため、Bandopadhyay氏の閣僚起用を見合わせた。首相は、就任式後催された記者会見の席上、Trinamool Congressメンバーの入閣を何時でも受け入れる用意が有るとするとともに、Trinamool Congressを分断する意図は毛頭ないと語った。