2003-06-04 ◆PTA/MEG国際価格ダウン:RIL幹部 【ニューデリー】高純度テレフタル酸(PTA:purified terephthalic acid)とモノエチレン・グリコール(MEG)の国際価格は向こう1、2週間に目立った下降を見るものと予想される。 ビジネス・スタンダードが5月31日伝えたところによると、目下PTAのトン当たり価格は550米ドル、MEGは同510米ドルほどだが、数週間以内に前者は100米ドル前後ダウン、後者も大幅な値下がりが予想される。このためインド国内でも同様な値下がりが見られる見通しだ。Reliance Industries Ltd(RIL)幹部によると、これは目下国際市況の牽引役を務めている中国において、重症急性呼吸器症候群(SARS:Severe Acute Respiratory Syndrome)の流行に伴う需要の軟化が見込まれるため。 インドにおけるPTAとMEGのキロ当たり価格は30ルピーと36ルピーだが、月末にはトン当たり5000ルピーほど下降するものと見られる。とは言え完成品の価格は下降しないものと予想される。 アナリストによると完成品のマージンは、これまで縮小を強いられていたが、原料の値下がりで状況は改善しそうだ。とは言え、インド国内では通常5月と6月の間にこれら2品目の需要がピークに達することから、アナリストは向こう数ヶ月6-7%需要が拡大するものと予想している。Indo Rama Synthetics (I) Ltd幹部によると、インドでは在庫水準は抑制されている。トラック業者のストライキに続き、4月には手織り機業界のストライキが生じ、在庫が急増したが、大部分の生産者が3月と4月に生産を削減したことから、在庫水準はその後下降したと言う。