2003-06-06 ◆グジャラート州、熱波でエアコン売上げ急増 【アーマダバード】熱波がグジャラート州全体を覆い、モンスーンの到来も今月末まで期待できないことから、エアコン及びエアクーラーの売上げが急増している。 ビジネス・スタンダードが6月4日報じたところによると、エアコン/クーラーの主要メーカーは何れも昨年に比べ売上げの大幅な増加を見ている。 KenstarのRahul Sethi社長兼CEOは「今夏は、グジャラート州だけでエアコン2300台以上、クーラー1万台以上を販売した。これは昨年を15%ほど上回っている」とするとともに、「エアコンとクーラーの在庫は既に底をついている」と語った。同社は例年、エアコン及びクーラーの生産を5月5日までに停止するが、今年は5月15日まで生産を続けたと言う。 Hitachi Home and Life Solutions Indiaのスポークスパースンも、「今年のエアコン販売は昨年を20%ほど上回るだろう。昨年は通年で8万3000台を販売したが、今年の売上げは、これまでのところ満足している」と述べた。 エアクーラーの販売を専ら手がけるSymphonyのRajesh Mishra生産課長によると、同社のエアクーラー販売は昨年に比べ25%の成長が見込まれる。今年の夏のピークは多少遅れたため、グジャラート州における販売は目下のところ、昨年比15%増しだが、シーズン全体では25%の成長が予想されると言う。 地元製エアクーラーの販売を手がけるBhagwandas Vasiyani氏は「昨年の夏には70台を販売したが、今年は既に100台以上販売した」と語る。 しかし、グジャラート州の電気製品小売りチェーンを経営するSales IndiaのJose John取締役は「今夏の売上げは昨年の夏と同レベル」とするとともに、「メーカーは売上げの20%増を予想しており、州内のサマー・シーズンもなお2週間ほど持続する見通しだが、これまでのところそのような増加は見られない」と指摘した。 グジャラート州における気温はここ数日連日摂氏40~43度に達し、気象庁は熱波がなお数日持続するものと予想している。ビジネス・スタンダードが6月5日伝えたところでは、気象庁はグジャラート州の雨期入りは6月20日以降と予報した。またヒンドゥー・ビジネス・ラインの6月5日の報道によると、アンドラプラデシュ州では熱波による死者が4日までに1209人に達したと言う。