2003-06-13 ◆Satyam、欧州/日本市場の開拓に注力 【コルカタ】地場情報技術(IT)大手Satyam Computer Services Ltd(SCSL)は、目下営業額の76.8%を占める北米市場への依存を軽減するため、欧州と日本を中心にした他の地域市場の開拓を積極化する。 ビジネス・スタンダードが6月10日報じたところによると、SCSLオフィシャルは先週金曜に催された証券アナリストとの会議の席上、以上の方針を語った。それによるとこれまでSCSLは米国市場に力を集中して来たが、今やこうした戦略に修正を加える時が来た。米国市場は成熟し、飽和状態に達しているため、新市場への進出はマージンの改善に役立つ。 英国、中国、東京にデベロプメント・センターを設ける。欧州については、フランスやドイツにも橋頭堡を築く。しかし短期的にSCSLのマージンは引き続き下方圧力を受けるものと見られる。 SCSLはインフォテック部門に生じたマクロ・トレンドを注視しており、こうしたトレンドの1つにBOT(建設/経営/引渡)スキームが挙げられる。しかし同社は標準的BOTスキームに興味はなく、プロフェッショナル・サービスを包含するようなスキーに注目している。今後は商標認知を高めること、取り分け政策決定者のサティアムに対する認識を高めることに力が入れられる。この点を実現できれば、SCSLはバリューチェーンを遡りつつ、オフショア活動に一層大きな力を集中できると言う。