2003-06-18 ◆インディアン・ペトロケミカル、3工場の設備拡張 【ムンバイ】Indian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)は3工場の設備能力を拡張するとともに、Relianceグループの他の企業と連携して新領域を開拓する計画だ。 エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが6月14/15日伝えたところによると、IPCLのMukesh Ambani会長はこのほど催された年次総会の席上、以上の方針を明らかにした。それによると、グジャラート州Gandharに設けたポリ塩化ビニール(PVC)プラントの製造能力は40万トンに100%、ナフサ・クラッカーのそれは20万トンに30%、同州Vadodaraに設けたプタジエン・プラントのそれは7万5000トンに35%、ベンゼン・プラントのそれは6万トンに50%、それぞれ拡張される。Vadodaraコンプレックスのアクリロニトリル・プラントとポリプロピレン・プラントの生産能力も15%ほど拡張される。 IPCLは世界最低コストの石油化学企業を目指し、継続的な成長戦略を採用している。IPCLが生産するポリマー、合成繊維、有機化学製品のインド国内における国民1人当たりの消費量は低いが、このことは成長の潜在性を物語っている。同社は国際競争力の面でも優位にたっており、世界的に石油化学産業の拡張が鈍化していることから営業マージンの改善も望める。 事業の総合化、情報技術(IT)を駆使したサプライ・チェーンの生産性向上、産業内及び産業間の成長の機会に照準を合わせることが、今後の成長および付加価値戦略の主要なテーマになる。 IPCLの全般的成長率は18%で、3つの石化コンプレックスの稼働率は何れも100%以上と言う。