2003-07-11 ◆買い換え需要が二輪車市場を牽引 【ムンバイ】二輪車市場は、2年にわたる急成長の後、昨年12月以降需要に陰りが生じている。こうした中で二輪車各社は買い換え需要に照準を合わせ、販売ボリュームの維持を図り始めている。 エコノミック・タイムズが7月7日伝えたところによれば、業界大手幹部は、「市場規模そのものが拡大したため、最早20%以上の成長を望むことはできない」と指摘しており、エントリー・レベル・モーターサイクル・セグメントの低成長と新モデルの発売減少が予想されている。 Bajaj Auto Ltd(BAL)のRL Ravichandran副社長によると、農村部の需要減退からエコノミーもしくはエントリー・セグメントの成長鈍化が予想される。二輪車販売は2003年3月期年度に過去7年来最高の17%のボリュームの伸びを記録したが、2003年4-6月期の成長率は、昨年同期の20%から4.7%に鈍化した。アナリストは、2001-02年/2002-03年と高成長が続いたことから、2003-04年の成長率は8-10%と予想している。 買い換え需要は数年前には二輪車販売全体の10%に過ぎなかったが、昨年は30%に達し、今年は50%が見込まれている。2001-02年の買い換え需要は21.2%の成長を見、一次需要の9%の成長を上回った。しかし2002-03年には一次需要の伸びが23.9%に回復、買い換え需要の伸び10.7%を上回った。 業界筋によると、低金利と新モデルが、より燃費の良いモデルへのアップ・グレード需要を拡大させている。二輪車メジャーは今四半期の低成長を予想しているが、9月には需要が復調すると見ている。