2003-07-18 ◆メタル・スクラップ・トレード社の民営化入札募集 【ニューデリー】インド政府は、MSTC(Metal Scrap Trade Corporation)Ltdの89.85%の政府持分に対する入札意向書(EOI:expressions of interest)の提出を求める通知を関係方面に発した。 インディアン・エクスプレスが7月16日伝えたところによると、インド政府はMSTCの経営支配権の他、完全出資子会社のFerro Scrap Nigam Ltd (FSNL)も戦略パートナーに提供する。産業用原料のバルク取引を手がけ、自己資本75クロー(US$1629万)以上、年商1000クロー(US$2.17億)以上のものが入札を認められる。また鉄鋼プラントに関係するものが歓迎される。EOIの提出期限は8月4日。 国営鉄鋼会社の総合鉄鋼プラントから排泄される鉄及び非鉄スクラップの処理を引き受けているMSTCの払込資本は2.2クロー(US$48万)、昨年度税引き利益は9.01クロー(US$196万:暫定数字。FSNLの業績を除く)。同社の純益は過去数年増勢を辿っている。MSTCは鉄・非鉄スクラップ/コークス/石炭/鉄鋼完成品/石油製品の輸入・販売も手がけている。 Metal Scrap Trade Corporation Ltdとして1964年に発足した後、1974年に一旦Steel Authority of India Ltd (SAIL)の子会社になったが、1982-83年にSAILから分離した。炭素鋼スクラップ、海綿鉄、ホット・ブリケッテッド・アイアン、再圧延スクラップのカナライジング・エージェンシーを1991年2月まで務めた。また解体用船舶輸入のカナライジング・エージェンシーも務めたが、同業務は1991年8月以降、オープン・ゼネラル・ライセンス方式に転換した。