2003-08-18 ◆タタ・ケミカル、食品添加剤ビジネスに進出 【ニューデリー】Tata Chemicals Ltd(TCL)は、フラッグシップの“Tata Salt”への再投資を梃子に、安価な食品添加剤ブランドを紹介、小規模なFMCG(fast moving consumer goods)会社を創設する計画だ。 エコノミック・タイムズが8月14日、TCLのPrasad Menon重役(MD)の言を引用し報じたところによると、TCLが8月1日に創設した3つの戦略ビジネス・ユニットの1つ『食品添加剤ビジネス』ユニットは、その生産ラインに一連の添加剤品目を迅速に追加する方策を研究している。 目下のところ同社の製品ラインは“Tata Salt”のみだが、こうした新製品は、北部地区におけるTata Kisan Kendras (TKK:TCLが1998年に創設した農民のための教育・訓練機関)のネットワークを通じて販売できる。新製品は、化学品でも、農業加工品でも良い。これにより同社の強みを生かし、一層強化することができ、TKKを通じた農業部門への進出計画にも拍車がかかる。TKKは今や農業インプットのためのワン・ストップ・ショップに変身しおり、今後はさらに資材調達センターの役割を担うこともできる。 農業ベースのビジネスは懐妊期間が長く、資金の裏付けも必要とするが、TCLは長期計画で取り組む用意ができている。TCLは、また新製品を追加するに先だって中核製品“Tata Salt”の販売経路に大幅な手直しを加えている。同社はもはや食塩を単なるコモディティーと見なしておらず、FMCGラインに沿ったディストリビューション網の構築を図っている。今後追加される新製品も同チャンネルを通じて市場に投入されると言う。