2003-08-27 ◆IFCI、鉄鋼部門へのエクスポージャーが幸い? 【ムンバイ】Industrial Finance Corporation of India (IFCI)の鉄鋼産業に対するエクスポージャーは4362クロー(US$9.475億)と、エクスポージャー全体の24%を占める。 ビジネス・スタンダードが8月23日報じたところによると、IFCIの鉄鋼産業に対するエクスポージャーには、貸付/出資/社債/担保保証が含まれ、金融機関(FI:financial institution)の単一部門に対するエクスポージャーとしては最大だが、同社は鉄鋼産業の稼働率がアップし、鉄鋼価格も上昇基調を辿っていることから、不良資産(NPA:non-performing assets)の圧力は今後軽減すると楽観している。実際、インド鉄鋼産業は8か月前には依然として沈滞状態を呈していたが、金融機関は今では同部門の業況復調から如何に恩恵を享受するか、躍起になっている。 IFCIは、鉄鋼産業に対するものを除き、インフラストラクチャー部門に3613.4クロー(US$7.85億)のエクスポージャーを有する。この内、3081.6クロー(US$6.69億)は電力部門に対するもの。電力部門に対するものの内、1292クロー(US$2.81億)は担保保証、1174.5クロー(US$2.55億)は直接融資から成る。電力部門はIFCIの1万8786クロー(US$40.81億)のエクスポージャー全体の10%を占めている IFCIの最新レポートによると、鉄鋼/電力両部門へのエクスポージャーが相対的に大きいのは、これら両部門に実行中のプロジェクトが多いことによる。 IFCIの繊維部門に対するエクスポージャーも全体の11.6%と大きいが、広範な領域に分散されている。その他の部門のエクスポージャーのシェアは6%未満となっている。 IFCIの未償還の支援額(outstanding assistance)は2001-02年の2万1136クロー(US$45.91億)から2002-03年の1万8786クロー(US$40.81億)に縮小したが。これは主に期前償還が増加し、貸付承認額や実際の貸付額が減少したことによると言う。