2003-09-17 ◆8月の乗用車販売成長率6.7%に鈍化 【ニューデリー】今年8月の国内乗用車販売台数は5万3177台と、昨年同月の4万9828台に比べ6.7%増加、今会計年度に入って以来5ヶ月連続のプラス成長を見たが、Maruti Udyog Ltd(MUL)、Fiat India、Hindustan Motors等の不振で成長速度は鈍化した。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが9月15/16日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)のデータを引用し伝えたところによると、8月の販売台数は前月の5万9800台を11%下回った。 乗用車市場の50%以上のシェアを握るMULの8月の乗用車販売台数は、シリンダー・ブロックの主要納入業者DCM Industries鋳造部門の過去2ヶ月にわたるストライキが祟り、昨年同月比3.31%減の2万9443台にとどまった。 しかしライバルHyundai Motor Indiaの8月の販売台数は主に最近発売したSantro Xingの好調で昨年同月比20.1%増の1万1050台、Tata Motorsは同26.6%増の9382台、GMは新モデルChevy Optraのヒットに助けられ同112%増の1698台、FordはIkonの値下げが奏功し同45%増の1651台を、それぞれマークした。 この結果、今年初5ヶ月(2003/4-8)の乗用車販売台数は、昨年同期の20万7938台から26万2678台に26.3%増加した。 注目されるのはCセグメントの8月の販売台数が昨年同月(7302)比56%増の1万1402台をマークしたこと。前月(7月)はAセグメント市場を独占するMaruti800が一般の関心回帰を梃子に販売台数を伸ばしたが、8月には消費者の関心はCセグメントに集中した。それに引き替えBセグメントの販売台数は2万8347台と、昨年同期の2万8569台から微減、Aセグメントは昨年同月の1万3563台から1万1999台に11.5%の落ち込みを見た。 年初5ヶ月のCセグメント・カーの合計販売台数は昨年同期を40.7%上回り、Aセグメントも同45.7%増を記録したが、Bセグメントの伸びは11.4%にとどまった。各社の新モデル投入がCセグメントの販売の伸びを牽引しており、対照的にBセグメントの売上げは各社の値下げにも関わらず伸び悩んでいる。