2003-09-22 ◆バイク・メーカー、値下げ競争に見切り 【ニューデリー】マージンが縮小し、コストが上昇する中、バイク・メーカー各社は戦術転換の動きを見せており、値下げ競争が収束しつつある。 エコノミック・タイムズが9月20日報じたところによると、昨年初には、各社とも余分なアクセサリーを取り除いたエコノミー・バージョンを市場に投入、値下げ競争が白熱化したが、業界筋はマージンが極端に縮小する中で最早こうした戦術を採用する余地はなくなったと指摘する。HeroHondaのAtul Sobti副社長(マーケッティング)は、「モーターサイクルのベース価格は既に2万5000ルピーに下降しており、これ以上値下げする余地はない」と語った。同氏によると、マージンが縮小する中でメーカーは、需要を喚起すると同時に、収益を最大限に拡大する方策を検討していると言う。 既にLMLはファースト・セラー・モデル“Freedom”の15変形バージョンを発売しており、Hero Hondaは“Splendor”及び“Dawn”の新バージョンを紹介、Bajaj Autoは“C”モデルの表装を一新した。 McKinseyのコンサルタント、Paresh Vais氏は、「乗用車市場と同様にバイク市場でもバイヤーは、自身の刻印入りのバイクを求めており、こうしたエキストラに多少余分に支払うことを苦にしなくなっている」と指摘した。 メーカー各社はまた、エコノミーなエントリー・セグメントからエグゼクティブ・セグメントに、販促の重心を移動していると言う。