2003-09-29 ◆昨年の繊維輸出12%アップ 【ムンバイ】インドの2002-03年の繊維・衣料輸出は前年比12.3%の成長を見、過去10年に及んだ不振から立ち直りを見せた。 エコノミック・タイムズが9月25日報じたところによると、インド綿紡績業者連盟(Indian Cotton Mills' Federation)のChintan Parikh会長は、同連盟の年次総会に先立って記者会見し、以上の消息を語った。それによると、消費税制の合理化、繊維工場の債務再編スキームの発表、ハンク・ヤーン義務(紡績工場に対する国内手織り業界向けハンク・ヤーン確保義務づけ)の軽減は、政府の姿勢のポジティブな変化を示している。 2004年12月に貿易割り当て制が撤廃されるなら、インド繊維業界は一層の成長の機会に恵まれる。主要な輸入業者と小売業者はインドにおけるプレゼンスを既に強化しつつあり、こうしたものによる衣料や家具のソーシングが今後顕著に拡大する兆しが生じている。 一方、Subodh Kumar繊維参事官が席上語ったところによると、最終的に中国とインドは世界の繊維市場において雌雄を争うことになるが、中国繊維産業は2008年までその制限要因から解放されることはないものと見られ、インド繊維産業はこの間隙に乗じ向こう5年間にその輸出基盤を一層強化する必要があると言う。