1995-09-19 ◆<星>ラッフルズ/マリーナ地区の小売り戦争加熱 【シンガポール】サンテク・シティー、ミレニア・シンガポール、Chijmes等の工事完成に伴いラッフルズ・シティー/マリーナ・センター周辺の小売りスペースは、96年末までに今日の110万平方フィートから220万平方フィートに倍増することから、同地区の小売り戦争が一段と熾烈化するものと予想されている。 不動産コンサルタント、ジョーンズ・ラング・ウートン(JLW)のアナリストは徒歩で到達可能な範囲内に大量の小売りスペースが供給される反面、需要は限られているため、パイ争奪戦が白熱化せざるを得ないと指摘する。とは言え近接するオフィス街(ラッフルズ・プレース)からの顧客や、シンガポール国際展示会議場等の完成に伴う新規需要も期待できるとの楽観論も存在する。しかしエドモンド・タイ&Coの幹部は、会議出席者をショッパーと見なすことには異論も有ると懐疑的だ。これに対してリチャード・エリスのアナリストはサンテク・シティー・モールとミレニア・モールといったメガ・ショッピングセンターが追加されることにより、同地区はオーチャード・ロードに比肩するショッピング街となり、より多くのショッパーを引きつけることができると指摘する。今年末には50万平方フィートのサンテク・シティー・モールの4分の3が、また来年初には41万5000平方フィートのミレニア・モールがオープンする。このためオーチャード・ロード地区の小売業者が最大の脅威を受けるとの見方も存在する。ミレニア小売りスペースの平方フィート当たり月間賃貸料は8-28Sドル、サンテクのそれは10-25Sドル、オーチャード・ロードは平均8-35Sドルと言う。(ST:9/18)