2003-10-06 ◆Emcure、アトピュア薬品発売 【プネー】地元の製薬会社Emcure Pharmaceuticals Ltd(EPL)は、第2の単一異性体(chirally pure drug)血圧降下剤“Sアムロジピン(S-Amlodipine)”を発売した。 インディアン・エクスプレスが10月2日、EPLのSatish Mehta重役(MD)の言を引用し伝えたところによると、マハラシュトラ州Puneに設けた研究開発(R&D)センターで独自に設計・開発した心血管障害治療用新分子種“S-Atenolol”は、12.5mg、25mg、50mgの錠剤として、“アトピュア(Atpure)”商標で発売される。 アトピュアは従来のテノーミン(atenolol)の半分の投与量で、2倍の血圧降下効果を発揮、しかも副作用をほとんど伴わないため、高血圧や扁桃炎を伴う高血圧の治療、あるいは心筋梗塞発作後の治療に現在用いられているラセミβ遮断薬(racemic beta blocker)に取って代わるものと予想される。 EPLは、マハラシュトラ州Pune拠点のインド国立化学研究所(NCL:National Chemical Laboratory)と共同で開発した別の単一異性体薬品“Sアムロジピン”を、昨年発売した。米国で製法特許(process patent)を取得した同薬品は、インド市場で月間約2クロー(US$43.6万)ほど販売されており、海外からも多くの引き合いを得ている。 EPLはこの他、呼吸器疾患、喘息、腫瘍領域の3種類の単一異性体分子種(chirally pure molecule)の開発活動を目下進めていると言う。