2003-10-15 ◆鉄鉱石、世界的な供給逼迫も:JPCエコノミスト 【ニューデリー】鉄鋼産業は、世界的に原料コストの上昇に直面しており、鉄鋼製品価格の上昇のかなりの部分が、インプット・コスト、即ち鉄鉱石/スクラップ/直接還元鉄(direct reduced iron)/銑鉄等の値上がりにより相殺されている。 鉄鋼省傘下Joint Plant Committee(JPC)のチーフ・エコノミストAS Firoz氏は10月13日、インディアン・エクスプレスに掲載されたコラムにおいて以上のように警鐘した。 同氏によると、向こう数年の鉄鋼需要が引き続き旺盛で、生産設備がそれに応じて拡張されるなら、世界的に深刻な原料不足に陥る恐れが大きい。一般に設備能力の制限がないなら生産が需要を満たせぬような情況は生じないため、原料供給逼迫の事態は決して非現実的な仮説とは言えないと言う。