1995-09-20 ◆<馬・豪>航空交渉決裂 【シドニー】先週の協議決裂でオーストラリアとマレーシアの航空権紛争白熱化が予想されている。 ザ・ウィークエンド・オーストラリアンによれば先週木曜にクアラルンプルで催された関係交渉は共通のグランドを見いだせぬまま物別れに終わった。これに伴いオーストラリア側は翌金曜に継続交渉のホスト役を務めることを提案したが、日取りは決まっていない。マレーシア航空(MAS)はオーストラリアが乗り入れ権の拡張を認めぬため怒り心頭に達しているものと見られる。MASはシドニー、メルボルン、ブリスベーン等の主要ゲートウェイへの乗り入れ拡大を目指して過去10年間、実りのない交渉を続けてきた。これまでのところオーストラリア側はアデレードへの乗り入れの拡大だけは認める姿勢を見せている。これに対してMASはオーストラリア政府のカンタス権益保護の姿勢は明白で、航空自由化政策に矛盾すると批判している。シンガポールを拠点に東南アジア航路の拡大を図るカンタスはクアラルンプル乗り入れの拡大には関心が薄いと言われる。 他方、MASは先週末からオーストラリアのAnsettとメルボルン/クアラルンプル間の共同運航サービスを開始した。MASはボーイングB747を6機同サービスに投入、10月からはデーリー・サービスも開始する計画で、各機の一部キャパシティーをAnsettに分与している。Ansettはまた11月初めから独自にB747を利用した週2便のサービスを開始する予定だ。(BT:9/19)