2003-11-05 ◆バイク各社、改良バージョンで売り上げ拡大 【ムンバイ】バイク・メーカーは低調な市況を打開する窮余の策として既存モデルや旧モデルの改良バージョンを投入したが、同戦術は予想以上の成果を上げている。 エコノミック・タイムズが11月2日報じたところによると、Bajaj Autoが最近発売したCalibreモデルは、2年ほど前に初めて発売された際には月間3000~4000台が販売されたに過ぎなかったが、今日の月間販売台数は2万台前後に達している。 TVS Fieroの月間販売台数も最初に発売された当時は2000~3000台だったが、新バージョンは2倍以上の8000台前後にのぼっている。 マーケット・リーダーのHero Honda Motors Ltd(HHML)はこのほど同社の最大の売れ筋Passionの改良バージョンPassion Plusを発売した。従来のバージョンの月間販売台数は2万5000~3万台に達しているが、HHMLは一層大きな売り上げを期待、フェスティバル・シーズンの販売に強気な見通しを立てている。 こうした改良バージョンの多くは、最初に発売された際には、燃費や性能等の面でバイヤーの期待を満たせず失敗したが、アナリストらによると、改良バージョンの成果は、それぞれのカテゴリーにおける当該メーカーの市場シェアの改善に寄与している。 プレミアム・セグメントのモーターサイクル販売は過去2四半期に30%の成長を見、23万台をマークした。これに対してモーターサイクル販売の最大部分を占めるいわゆるエグゼクティブ・セグメントの売れ行きはほぼ横ばいだった。 順調なモンスーンと農村部の良好な需要動向から二輪車販売は2003-04年下半期には復調が見込まれる。とは言え2002-03年に30%の伸びを見たモーターサイクル販売は、2003-04年には12%に成長速度を緩める見通しで、二輪車全体の伸び率も10%前後にとどまるものと予想されている。