2003-11-07 ◆エレクトロラックス、新成長戦略に注力 【ムンバイ】スウェーデン系Electrolux Kelvinator India Ltd(EKIL)は、2005年までに黒字を回復、2007年までにトップ・スリーの家電会社になることを目指し、事業の再構築に取り組んでいる。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日伝えたところによると、広告業界はEKILのOgilvy & Matherとの広告代理契約が12月31日に期限が切れることから、約30クロー(US$662万)の広告代理契約の行方に注目している。EKILのRajeev Karwal重役(MD/CEO)は、この点に関して「我々は現在置かれている状況をハッキリ理解している。我々のマーケッティング戦略は、製品ができてからではなく、製品概念の形成段階において、立案されねばならない」と指摘した。 インド国内でElectrolux Kelvinator/Electrolux/Allwyn商標の製品を販売、洗濯機市場の2%、冷蔵庫市場の12.5%のシェアを占め、電子レンジとエアコン市場にもプレゼンスを有するEKILの当面の課題は、Karwal氏によると、消費者の役に立つ特徴を創出、消費者の関心を喚起し、インド市場における地歩を一層強固にすること。成長は、ポジション・ステートメント(Positioning Statement)にのみ依存するものではなく、再編の過渡期にあることは、さして問題にはならない。消費者のための価値創造が要になる。 最近発売した製品には、英語とヒンドゥー語によるインターラクティブな音声レスポンス・システムを装備した洗濯機“Washy-Talky”、“O-Zone”レーンジの霜取り不要冷蔵庫、ドア開閉用フット・ペダル付き冷蔵庫“Oxyswing”が含まれる。冷蔵庫には缶/グラス・ホルダーや野菜収納バスケットが装備され、湿気制御能力も増強されている。こうした特徴は、消費者の願望やニーズを研究し、考案したものである。しかしこうした特徴だけで消費者の関心を掴むことはできない。消費者は実際に価値あるものと判断するまでは買おうとしない。したがって消費者が本当に役に立つと感じるようこうした特徴に改良を加え続けねばならない。フラットTVが発売された当初、消費者は20%のプレミアムを支払うことを拒んだ。そして大幅な値下げが行われた後、初めて購入を決めた。耐久消費財会社のハイデシベルなブランディング活動により、農村でさえ消費者のブランド・アウェアネスが大幅に高まっていると言う。