2003-11-07 ◆宝鋼、Tiscoと戦略提携協議 【コルカタ】年商120億米ドルの中国宝鋼(Baosteel)グループの一員、Shanghai Baosteel Engineering & Equipment(SBEE)幹部は4日、ジャールカンド州Jamshedpur においてTata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)の幹部と、戦略的提携問題を協議した。 ビジネス・スタンダードが11月5日伝えたところによると、SBEEのZhang Miao重役(GM)は「話し合いはTISCOの宝鋼に対する鉄鉱石の供給からSBEEによるTiscoへの機械設備やスペア・パーツの納入問題にわたった」と語った。Tiscoスポークスマンも、両社が協力可能な領域に関して話し合いを行ったことを確認した。 Tiscoは1800クロー(US$3.97億)を投じて鉄鋼製品の年産能力を100万トン拡張する計画に着手しており、さらに年産能力を200万トン拡大することも検討している。このためSBEEはある種の設備を供給できる。 TISCOはまた75クロー(US$1654万)を投じて当初年間500万トンの鉄鉱石を生産、インド国内の他、中国、韓国、日本方面の需要に応じることを計画しており、宝鋼への鉄鉱石供給は、こうしたTiscoの戦略にフィットしている。TiscoのB Muthuraman重役(MD)は最近中国を訪れた際、1日を費やし宝鋼のプラントを視察した経緯がある。 SBEEのZhang Miao氏は、両社が合弁事業を手掛ける可能性も示唆した。SBEEチームは国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)傘下のBhilai steel plantも視察、同様の協議を行う予定だ。Zhang Miao氏によると、チームはインドの産業開発のトレンドを把握することを目指しており、インドの情況は20年前の中国の情況に類似している。同社は鉄鉱石を輸入する代償として生産技術と生産性向上ノーハウをインドに提供する用意がある。SBEEは総合企画(general planning)、設備・機械設計、冶金装置・部品製造、複合機械、プロジェクト請負、プロジェクト管理に照準を合わせており、2002年の年商は2億米ドルを記録した。また2004年4月には宝鋼グループの別の代表団がインドを訪れる予定と言う。