2003-11-12 ◆RIL、Nocil石化プラントに注目 【ムンバイ】資金難からマハラシュトラ州New Mumbaiの石化プラントの操業を停止したNational Organic Chemical Industries Ltd (Nocil)の救済をReliance Industries Ltd (RIL)が引き受ける可能性が予想されている。 インディアン・エクスプレスが11月10日、消息筋の言を引用し報じたところによると、Nocilの資産処分を巡りRILの名が取り沙汰されるのは、今回で2度目。Indian Oil Corporation (IOC)とOil and Natural Gas Corporation (ONGC)は買収レースから脱落し、RILが今や唯一の潜在的バイヤーと目されているが、RILは、市場の憶測にはコメントできないとしている。 年産8万トンのエチレン製造施設を中心としたNocilの石化プラントは、Bharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)が130クローの支払い不履行を理由に2001年にナフサの供給をストップしたことも有って、2002年5月に正式に産業紛争法(IDA:Industrial Disputes Act)に基づく工場閉鎖を申請した。Nocilの金融機関に対する負債総額は450クロー(9926万)、内銀行に対する債務は360クロー(US$7941万)とされる。State Bank of Indiaが債権銀行コンソーシアムのリード・バンクを務めている。 NocilがMumbai高裁に提出した組織再編計画案は、11月11日に法廷の審査にかけられることになっている。再編計画は銀行及び金融機関の承認を得たものの、BPCLは承認を拒んでいる。このため金融機関はBPCLに再編案の承認を求める法廷命令を別途申請した。Nocilの再編は高裁の承認が得られるか否かにかかっているが、高裁の承認を得た後、株主の承認も得ねばならない。Nocilは赤字経営の石化部門に祟られ、多額の負債を抱え込み、プロモーターのMafatlalグループは、組織と債務の再編を提案した。(SEAnews2002-05-28/2002-01-29/2001-10-02等参照)