2003-11-19 ◆IPCL、ポリ塩化ビニール製造能力を2倍に拡大 【ムンバイ】石油化学製品が値上がりする中、Relianceグループ傘下のIndian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)は、グジャラート州Gandhar工場のポリ塩化ビニール(PVC)製造能力を2倍に拡張する。 インディアン・エクスプレスが11月15日、業界筋の消息として報じたところによると、PVCの年産能力は150万トンから300万トンに拡張される。既存製造施設の年産量はフル稼働すれば、170万トンまで引き上げられる。設備能力拡張のためのエンジニアリング及びテクニカル調査は既に完了しており、工期は18~24ヶ月、コストは250クロー(US$5515万)と予想される。 IPCLはやはりGandhar工場のポリエチレンの年産能力も現在の40万トンから80万トンに拡張する調査を進めて来たが、国内における液化天然ガス(LNG)の供給が逼迫していることから、同計画は暫時保留する方針だ。LNGはポリエチレン製造の主要原料だが、Reliance Industries Ltd(RIL)がKrishna-Godavari (KG)海盆鉱区で採取したガスをポリエチレン製造施設の拡張に用いる可能性やLNGを輸入する可能性、さらにはPetronetが輸入したLNGを用いる可能性も検討している。 IPCLはまたポリマー製造能力の拡張を図っているが、ポリプロピレン及びポリブタジエン・ゴム(PBR)から成るポリマーの国内消費量は昨年5%ダウンした。またPVCとポリエチレンの消費量も、昨年各8%と2%それぞれ下降した。 IPCLのPVC製造施設は109%、ポリエチレン製造施設は100%の稼働率を実現している。 インドにおける国民1人当たり1年間のポリマー消費量は4キロと、米国の115キロ、世界平均の24キロ、アジアの13キロを、遙かに下回ると言う。