2003-11-28 ◆SAIL、次期会計年度100万トン増産検討 【ムンバイ】Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、2004-05年には販売可能な鉄鋼製品(saleable steel)の生産量を100万トンほど拡大することを検討している。 インディアン・エクスプレスが11月25日、SAILオフィシャルの言として報じたところによると、市況が改善し、Bhillai Steel Plant、Durgapur Steel Plant、Rourkela Steel plant等の遊休施設を再稼働できることから、100万トンの生産拡大は可能である。2002-03年の生産レベルは1030万トンで、今年は昨年比7%の拡大が見込まれる。国内及び輸出市場の好調から今年の設備稼働率は103%に達するものと予想され、製品ミックスの改善も生産レベルの向上と成長目標の実現に寄与する見通しだ。 来年は鉄道輸送の比率も現在の81%から86%に拡大される。年間輸送コストは約2000クロー(US$4.41億)にのぼるが、道路輸送に代えて鉄道を用いることは、遅配やコスト増等の克服に有効である。The Railwaysは、車両の増強等を通じてSAILの輸送需要拡大に応じることを約束している。 フィリピン、シンガポール、ミャンマー等の比較的新しい市場の開拓にも努めており、欧州は同社にとって良好な市場と言える。 SAILはこれまでに設備の近代化に1万2000クロー(US$26.47億)を投じて来たが、今後も引き続き設備のアップグレードに年間500-600クロー(US$1.1億-1.32億)を投じると言う。