2003-11-28 ◆ビスフェノールAに保護関税 【ニューデリー】インド政府は、接着剤等の生産に用いられるビスフェノールAに保護関税(safeguard duty)を課す方針を決めた。 インディアン・エクスプレスが11月27日報じたところによると、期間は2年、従価税方式により1年目は15%、2年目は10%が課税される。主にエポキシ樹脂の原料とされるビスフェノールAは、ベルギー、中国、フランス、ドイツ、日本、韓国、オランダ、シンガポール、スペイン、スロベニア、台湾、英国、米国から輸入されている。インドではMaharashtra Petrochemicals Corporation Ltd (MPCL)傘下のKesar Petroproducts Ltd (KPL)がただ1社、ビスフェノールAの製造に携わっている。 保護関税総監によると、ビスフェノールAの輸入は1997-98年の8億9800万メートル・トン(mt)から2000-01年の20億5500万mt、2001-02年の43億3900万mtに、過去4年間に383%増加、1mt当たりの価格は4万9154ルピーから3万6016ルピーに27%下降した。輸入の急増は輸入関税率が1992-93年の110%から現在の30%(プラス特別付加税4%)に下降したのに伴うもの。国産品の市場シェアは1997-98年の70.3%から2001-02年の50.2%、2002-03年の35%に縮小したと言う。