2003-12-01 ◆Bajaj、Piaggioトップに戦略提携提案 【ニューデリー】Bajaj Auto Ltd(BAL)は、イタリアの自動車会社Piaggioに対し、前者の低コスト生産と後者の技術をスワップする戦略提携を提案した。 エコノミック・タイムズが11月27日報じたところによると、BALのRahul Bajaj会長兼MDは、今年9月にDeutsche Morgan Grenfellからピアジオの支配権益を買収したイタリアのファイナンシャーRoberto Colaninno氏とこの日(11/27)マハラシュトラ州Puneで会談、関係問題を討議したようだ。同会談に先立ってBajaj氏が同紙に語ったところによると、氏は3、4ヶ月前にピアジオの潜在的バイヤーとして浮上したColaninno氏に書簡を送り、ピアジオがインドに設けた三輪車工場と、BALの三輪車工場の製造コスト及び生産量を比較した上で、両社間の可能な提携問題を検討するよう提言した。 BALの戦略は、海外、取り分けインドに比べ遙かに高価な市場の自動車メーカーと二輪/三輪車領域において提携し、低コスト生産の便宜を提供する見返りにある種の技術供与を受けること。 しかし今回のColaninno氏との会談は表敬訪問の域を出ず、相手が提携に関心を表明するまでは、詳細な内容を討議することはできない。しかし過去数年多額の損失を計上、経営難に直面するピアジオにとってBALとの提携、即ちインドからのアウトソーシングは、ビジネス・センスを有するはずである。二輪/三輪車の生産に関しては、中国とインドのコストが最も低い。これに対してイタリア企業が何をオファーできるかと言えば、エンジンやスタイルに関わる技術と言う。 BALは2003-04年には120万台の二輪車を販売、内5-6%を輸出する。3年内に同販売台数を200万台に引き上げ、その12%を輸出、また5年内輸出比率を20%に拡大する計画だ。