2003-12-08 ◆BJP、5州中3州の選挙制覇、経済改革加速? 【ニューデリー】インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)は12月1日に投票が行われたデリー、マドヤプラデシュ、ラジャスタン、チャッティースガル、ミゾラム5州の州議会選挙で、3州の過半数議席を掌握、Atal Bihari Vajpayee首相は、期待以上の戦果と満足の意を表明した。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが12月5/6日報じたところによると、BJPは反現職ムードの波に乗りヒンドゥー人口が集中した4州中デリーを除くマドヤプラデシュ、ラジャスタン、チャッティースガル3州を奪取、またミゾラムでもMizo National Frontが、反国民会議派の流れに乗り過半数を掌握した。結局、国民会議派は辛うじてデリーにおける支配を維持したにとどまった。 BJPは選挙運動期間テンプル/モスク問題を正面に掲げることを避けたが、ナイジェリアにおけるChogmサミットに赴くに先立って4日空港で記者会見したバジパイ首相は、電力/水/道路開発問題を集中的に取り上げた選挙戦略と党内のチームワークが勝利の主因と述べ、1年後に予定される国会下院選挙までこうしたチームワークを維持する必要を強調した。 地元紙は、これによりBJPの経済改革政策が加速されるものと予想する一方、デリーとヒマチャルプラデシュ州を除くヒンドゥー・ハートランドの支配権を喪失した国民会議派の影響力沈下は避けられないと論評している。