2004-01-12 ◆全国民主連盟、解散総選挙の時機を首相に一任 【ニューデリー】先週木曜、Jaswant Singh蔵相は、前例のないミニ予算案(蔵相自身の形容)を発表、総選挙の繰り上げ実施を事実上宣言した。中央政府は、与党インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)全国評議会の方針決定を待って繰り上げ総選挙を発表するのが筋だが、こうした伝統的政治プロセスは無視された。 インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月9日報じたところによると、連立与党全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)はこの日催された会議の席上、国会下院の解散と聡選挙の時機をAtal Bihari Vajpayee首相の判断に委ねた。 ニューデリーで催されたNDA会議の招集者を務めた平等党(Samata Party)のGeorge Fernandes国防相は、会議後記者会見し、「我々は(総選挙の時機に関する)首相の判断を全面的に信頼することを確認した」と語った。 NDAを率いるBJPの一部の派閥は4月末乃至は5月初めに総選挙を行うことを希望、テルグ人国家党(TDP:Telugu Desam Party)を代表するアンドラプラデシュ州のChandrababu Naidu首席大臣は、4月の第1週に選挙を行うよう首相に提案した。 総選挙の時機決定がバジパイ首相に一任されたことから、1月11日にアンドラプラデシュ州Hyderabadで催されるBJP全国評議会後に、最終的なシナリオが明らかになるものと予想される。政府は、今月第3週に暫定予算案を国会下院に上程、国会手続きを履行するものと見られる。 各種の税制奨励措置と総選挙のスケジュールを同時に発表することはできないため、この日一連の税制措置が発表されたものと見られるが、そのこと自体、総選挙が繰り上げ実施されることを明白に物語っている。 消息筋によると、この日早朝、首相官邸で、選挙の繰り上げ実施と暫定予算案に関する幅広い問題がBJPトップと首相の間で討議された。同会議にはLK Advani副首相、Jaswant Singh蔵相、Arun Jaitley法相、Sushma Swaraj国会対策相、BJPのM Venkaiah Naidu党首、Pramodahajan幹事長が出席した。 国民会議派全国委員会(AICC:All India Congress Committee)のVichaar Vibhaag Ashwini Kumar議長は「これは政治的暴挙」と非難した。