1995-09-23 ◆<星>HDD業界再編は支援産業に恩恵:ST紙 【シンガポール】韓国現代社によるディスク・ドライブ(HDD)メーカー、マクスターのアジア業務買収及びシーゲート社によるコナー・インクの合併提案は、関係各社の当地マネージメント・レベルに影響を及ぼすものと予想されるが、これら企業のシンガポールにおける5工場(マクスター2工場/コナー1工場/シーゲート2工場:従業員総数2万人)の操業にはほとんど影響を及ぼさないものと見られる。 アナリストらによれば、世界的なHDD産業のブームからこれら工場の操業規模は維持される見通しだ。また地元支援産業界にとっては財政難に陥っていたマクスターやコナーに新資金が注入されることから受注増も期待できそうだ。 SBCI&アソーシエーツのアナリストは、「これら両社の操業継続に懸念がなくなったことだけでも朗報」と指摘する。ナショナル・セミコンダクター社幹部もこうした見方に同意、「シーゲート・サプライヤーのUraco、コナー・サプライヤーのゴールドトロンやカム・メカトロニクの売上には何らかの影響が見られるだろう。Uracoはあるいはコナー・サプライヤーのビジネスも手に入れることができるかも知れないが、それはシーゲートが単一のサプライヤーに全面的に依存するリスクを敢えて犯すかどうかに掛かっている」と語った。市場調査会社データクェスト・シンガポールのアナリストはシーゲートは今回のコナー買収を機にHDDの生産量を最大50%拡大するものと予想する。4GB(ギガバイト)以上のハイエンドHDDを重点生産するシーゲートは、200MB(メガバイト)~4GBの生産に力を入れるコナーの合併により恩恵を受ける見通しと言う。(ST:9/22)