2004-01-28 ◆中国企業2社、通信機器納入巡り非難の応酬 【ニューデリー】中国の通信機器メーカー2社、Huawei Technologies(華為技術有限公司)とZTE Corporation(深川中興通信:『川』は土偏がつく)が、Mahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)へのCDMA(code division multiple access)機器納入を巡り、互いに相手の不公正を非難し合っている。 インディアン・エクスプレスが1月23日伝えたところによると、デリー/ムンバイ間のCDMAネットワークの構築を目指すMTNLは昨年8月に関係入札を募集した。地元のHimachal Futuristic Communications Ltd (HFCL)と手を結んだHuaweiは345クロー(US$7579万)の一番札を入れたが、政府系ITI Ltdと提携し二番札を入れたZTEは「Huaweiは入札条件を満たしていない」と抗議した。これに対してHuawei は、「ZTEはHuaweiのインド市場におけるイメージ・ダウンを図っている」と反論した。 入札条件には、『入札者もしくはそのパートナーは、最低20万回線のCDMA機器の納入実績を保持せねばならない』との一項が設けられているが、ZTEによると、Huaweiにはそのような実績はないと言う。 MTNLは目下、Huaweiとの契約交渉を進めているが、ZTEがBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)から類似の納入契約を獲得した際の落札価格280クロー(US$6151万)まで、オファー価格を引き下げるよう求めたとされる。 Huaweiが入札条件を満たしていないとのZTEの指摘に関して、MTNL筋は、「最近中国に4人のチームを派遣し、実情を調査した。チームは5日間の調査を終え先週帰国しており、近く報告書が提出されるはず」とコメントした。またHuawei広東省オフィスの幹部は、「MTNLの調査チームは、Huaweiが関係機器納入の技術能力を保持することに確信を抱いたものと見られる」とし、同社に有利な報告がなされることに自信を表明した。 しかしZTEの中国本社は、Huaweiが主張するChina Unicomに対する納入実績には疑問が有るとする書簡を、パートナーのITI Ltdに送付した。ITIはこれを受けて、MTNLに同問題を提起する見通しと言う。