2004-02-04 ◆SAIL、鉄鋼生産量を毎年100万トン拡張 【ムンバイ】国営製鉄会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、毎年100万トン年産量を拡張する計画だ。 エコノミック・タイムズが1月30日伝えたところによると、SAILのKK Pahuja取締役補(操業担当)はこのほどマハラシュトラ州Mumbaiで3日間にわたり催された“Global Steel '04”国際会議の席上、以上の消息を語った。それによると、目下SAILが保持する高炉20基の内17基が稼働しているに過ぎず、年産量を拡大する余地は大きい。同社は設備稼働率の向上を目指しており、先ずは僅かな投資を通じデボトルネッキングを進める。目下のところ最終仕上げラインのみが設備の拡張を必要としている。同プロジェクトは他社との合弁やコンバージョン・アレンジを通じて実行する。 一方、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが1月29/30日報じたところによると、SAILは今会計年度9ヶ月(2003/4-12)間に純益1498クロー(US$3.29億)、売上げ1万6934クロー(US$37.2億)を計上した。前年同期には損失546クロー、売上げ1万3097クローを計上しており、目覚ましい業績の改善を実現した。SAILは2003年12月までに累積1200クロー(US$2.64億)の損失削減に成功、来年度は全ての累積損失を一掃することを目指している。2003年12月末時点の借入額は9085クロー(US$19.96億)、負債自己資本比率は年初の6.5倍から2.5倍に縮小した。従業員数は13万3000人と、1998年以来4万5000人減少、今年2月には依願退職スキームを通じ、さらに2000人の整理を予定している。 取締役会は傘下各プラントのアップグレードに250クロー(US$5492万)を投資することを承認した。次期会計年度の資本支出は800-1000クロー(US$1.76億-2.2億)と見積もられ、大部分が内部資金で賄われる。 今年初3四半期の鉄鋼生産量は前年同期の750万トンから800万トンに8%アップ、販売量は702万トンから788万トンに12%増加した。 傘下のDurgapur Steel Plantは長期にわたった赤字経営を抜け出し純益を計上、Rourkela Steel Plantも過去5年間の損失を現金利益に転換したと言う。