2004-02-09 ◆Gail、タタのハルディア石油化学持ち分に触手 【ニューデリー】念願が適いHaldia Petrochemicals Limited (HPL)の16.6%のシェアを手に入れたGail India Limitedは、今やTata一族の14%のHPL持ち分買収を目指し、後者と交渉を進めている。 インディアン・エクスプレスが2月2日、銀行界トップの消息として報じたところによると、タタ・グループのRatan Tata会長とGAILのProshanto Banerjee会長兼MDの初歩的な話し合いを受けて、HPLに出資しているタタ・グループ企業Tata Power及びTata Motorsの副社長クラスが、GAIL幹部と2月3日に会談したもようだ。タタ・グループは既にその持ち分を手放す意向を表明しており、2月3日の会議では具体的な条件が詰められたものと見られる。 GAILのBanerjee会長によると、先々週債権銀行の間で合意された法人債務再編パッケージの下、GAILをHPLの新出資パートナーにすることが認められた。GAILはHPLに約332クロー(US$7293万)を出資、16.6%のシェアを取得すると言う。しかしBanerjee氏はタタ持ち分の買収に関しては、現時点では何もコメントできないと、確認することを控えた。 一方、HPLのTarun Das会長は、HPLがGAIL以外の企業に接触を図っているとの噂に触れ、最近Banerjee氏に宛てた書簡の中で、「GAIL-HPLのパートナーシップに如何なる疑念も差し挟まないで欲しい」と述べ、GAILを新出資者として迎えることに対する全面的支持を改めて表明した。 債務再編パッケージの下、HPLには約600クロー(US$1.32億)の新資金が注入される。この内332クローはGAILが注入、残りの260クロー(US$5712万)は既存プロモーターが公募を通じて調達する。応募不足が生じた際には、The Chatterjee Group (TCG)のPurnendu Chaterjee氏が引き受ける。 債権銀行は、また債権の内150クロー(US$3295万)を資本に転換、残りの貸付利子を年利14%から10.5%に引き下げることを認めた。債権銀行はHPLが低利の海外借款に借り換えることも認めており、これにより利子負担は年利10.5%以下に一層下降する見通しだ。債権銀行は4000クロー(US$8.79億)の借款に4年間の支払い猶予を設けることでも合意したと言う。