2004-02-13 ◆アネスト岩田、インドをコンプレッサー輸出ハブに 【ニューデリー】塗装機器/圧縮機製造のアネスト岩田は、現地合弁会社Anest Iwata Motherson Ltd(AIML)を通じ、インドを輸出ハブにする計画だ。 インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月10日報じたところによると、AIMLにはアネスト岩田とSumi Mothersonが51:49の比率で出資している。ちなみにSumi Mothersonは、住友電装とウッタルプラデシュ州Noida拠点のMotherson Indiaの50:40の合弁会社。 アネスト岩田の森本潔社長がインディアン・エクスプレスに語ったところによると、アネスト岩田はインドを中国を含むアジア及び米国向けコンプレッサーの輸出拠点にすることを目指している。これら2市場の規模は3億-4億米ドルと見積もられる。 アネスト岩田は日本ではアルミニウムを用いているが、AIMLは、鋳鉄製のレシプロケーティング・エア・コンプレッサー(non-oilfree)を製造しており、日本製に比べ25%ほどコスト安になっている。アネスト岩田がウッタルプラデシュ州Noidaに設けた唯一の海外工場のAIMLは、この25%のコスト優位を梃子に輸出市場の開拓に本腰を入れる計画で、既にタイ、インドネシア、フィリピンに試験輸出している。AIMLはノイダ工場に5-6クロー(US$110万-132万)を投じ、組み立てラインを増設しており、新設備は今年8月に稼働する。 インドの国内エアコンプレッサー市場は1000-1200クロー(US$2.2億-2.64億)で、組織市場はその内の35-40%と見積もられる。AIMLは最近省エネ、ローノイズ、低公害のオイル・フリー・スクロール・エアコンプレッサーをインド市場に紹介した。 Motherson GroupのV.C. Sehgal会長がヒンドゥー・ビジネス・ラインに語ったところによると、AIMLは2004-05年度にコンプレッサー9000ユニットの販売を目指している。AIMLの自己資本は目下7クロー(US$154万)だが、2004-05年内に12クロー(US$264万)に増資する。インド国内ではレシプロ・タイプのコンプレッサーのみを製造、スクロール・タイプは日本本社から輸入しているが、最終的にスクロール・タイプもインドで生産する計画と言う。