2004-02-18 ◆M&M、二輪車/航空機の設計サービス提供 【ムンバイ】多用途車やトラクターの製造で知られる地元複合企業Mahindra & Mahindra Ltd(M&M)が昨年4月に新設したMahindra Engineering Services(MES)は、二輪車や航空機の設計サービスに乗り出した。 ビジネス・スタンダードが2月16日報じたところによると、MESは既にホンダのデザイン業務を完成させ、某米系大手カー・メーカーの部品設計業務を引き受けている。M&MグループのAnand Mahindra副会長兼MDによると、同社は設計開発能力を発揮できる他の領域を物色しており、航空機と二輪車を最も潜在性の大きい領域と見ている。 MESは目下米国において、フロント・オフィス、マーケッティング・チャンネル、顧客ベースをもたらすような買収ターゲットを物色している。 MESは他社の車両を取り寄せ、デザイン開発能力を補強するとともに、新デザイン領域の開拓を図っている。MESは、拡張サーフェス(advanced surfacing)、リバース・エンジニアリング、CAD、CAE、ラピド・プロットタイピング、ツーリング&パーツ等、製品開発の様々な段階を手掛け、製品設計開発/型/部品製造部門に600人以上のエンジニアを擁する。 M&Mはまたグループ車両のための新型エンジンの開発も手掛けている。最近、自動車コンポーネント・ビジネスに対する関心を再確認したM&Mは、Hemant Luthra戦略計画主任の指導下に特別部門(SBU:special business unit)を組織した。M&Mは同SBUを通じ、マルチコンポーネント・コングロマリットに成ることを目指している。 SBUは、各種合金鉄の製造を手掛けるMahindra Ugine Steel Company (MUSCO)、シートモールディング・コンパウンドとドーモールディング・コンパウンド等の工学合成素材の製造を手掛けるSiroplastから成る。しかし傘下の合弁会社Mahindra Sonaは含まれない。SBUはTata Motors、Ashok Leyland、Maruti Udyog、Bajaj Auto等の主要国内OEM(original equipment manufacturers)に素材を供給するとともに、米国や欧州にその製品を輸出すると言う。