2004-02-25 ◆PCグレーマーケットの成長に陰り 【ニューデリー】昨年(2003)のパーソナル・コンピューター(PC)出荷台数は前年比17.7%増の225万ユニットをマークしたが、グレーマーケットの成長率は4.7%にとどまり、市場シェアも前年の72%から64%に縮小した。 エコノミック・タイムズが2月22日、市場調査会社IDCの発表を引用し報じたところによると、PCグレー・マーケットの昨年の低成長率は、2000年の59.5%に比べ隔世の感が有る。それに反してブランドPCの成長率は昨年50.7%に達し、グレー・マーケットが圧倒的シェアを占めて来たインドPC市場に変化の兆しが生じている。 地元ブランド、HCLはそのシェアを前年の7%から9.2%に、ヒューレット・パッカード(HP)は同6.4%から8.8%に、それぞれ拡大した。 情報技術(IT)ハードウェアに対する消費税率が4%に引き下げられ、また4%の特別付加税(SAD)が撤廃されたのを受けて、ブランドPCメーカーは先月6-10%の値下げを行った。このため観測筋は、ブランドPCが今後プレゼンスを強化するものと予想していたが、潮流の変化は早くも2003年に生じた。 PC市場全体の68%のシェアを占める商用PCセグメントにおける、グレーマーケットの退潮は一層顕著で、その市場シェアは前年の65.9%から56%に縮小した。それとは対照的にHCLのシェアは8.5%から11.2%に、HPのそれは6.6%から9.1%にアップした。 2003年12月期四半期に限って見てもグレーマーケットのシェアは前年同期の69.8%から60.8%にダウン、HCLのシェアは同6.8%から10.6%に、HPのそれは同7.7%から9.6%に、それぞれアップした。