1995-09-26 ◆<星>独立系タンク会社、石油製品ダブつきで活況 【シンガポール】非伝統的ソースからの石油製品の流入で石油精製各社が業績不振に陥る中で、シンガポールの独立系タンク会社3社はビジネスの活況を謳歌している。 バン・オメレン・タンク・ターミナル(シンガポール)のBen Vree重役によると、今年上半期には依然として貯蔵施設に空き容量が存在したが、下半期に入ってタンクは全てリースされた。バン・オメレンは石油製品7億7500万リッター、化学品500万リッターの貯蔵施設を備えている。これに対してタンクストー・シンガポールとオイルタンキング・シンガポールは各8億2000万リッターと6億リッターの石油製品貯蔵能力を有する。中国の石油製品の輸入制限はシンガポールからの輸出に打撃を及ぼしただけでなく、西側の石油製品のダブつきを悪化させたが、米国、欧州、中東からの石油製品の流入は今日も依然としてその勢いを弱めていない。Vree氏は「タンク経営者の収入は、石油精製会社にとってはコストであり、その種の圧力は感じている」と語る。しかし域内の持続的な経済成長を考えれば、今日の供給過剰はそれほど深刻視する必要はなく、需要は既に回復しつつあると言う。(BT:9/25)