2004-03-10 ◆チャイナ効果で鉄鉱石運搬船がチェンナイ港に滞留 【チェンナイ】中国における鉄鋼ブームで、タミールナド州のChennai港に鉄鉱石運搬船の長蛇の列ができ、荷役作業の深刻な渋滞を生じさせている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月9日報じたところによると、鉄鉱石を積み込むため1月18日にチェンナイ港に到着したバラ積み貨物船Golden Glow号は、それ以来港のアウター・アンカレッジに停泊したまま待機している。Azure号やSea Eagle号も同様で、鉄鉱石積み込みのために待機中の船舶は3月8日早朝時点で9隻にのぼる。 業界筋によると、過去数ヶ月来の滞船を一掃するには一定の期間を要する。チェンナイ港における鉄鉱石運搬船の滞留はいわゆるChina effectによるもの。中国における鉄鋼ブームで、中国バイヤーは鉄鉱石渇望症に陥っている。荷役作業の遅れに関わらず、中国バイヤーは辛抱強く待機し、プレミアム付きで鉄鉱石を買い取っている。 チェンナイ港に限らず、ブラジル、オーストラリア、西アフリカでも鉄鉱石運搬船の長蛇の列が生じ、荷役作業の遅れが出ている。中国効果は、運賃の上昇も生じさせており、鉄鉱石のトン当たり運賃は数年前の10米ドルから40米ドルに上昇した。チェンナイ港を訪れたPanamaxサイズの貨物船は6万-6万5000トンの鉄鉱石を2-3日で積み込んでいる。 Merrill Lynch Investment Managersの最新報告によれば、中国は昨年1億1000万トンの鉄鉱石を輸入、この内25%をインドが供給した。 インドの主要鉄鉱石輸出会社には、Metals and Minerals Trading Corporation Ltd(MMTC)/National Mineral Development Corporation(NMDC)/Mysore Sales Pvt. Ltd(MSPL)/Sesa Goa/Tungabadhra Minerals/Hothur Traders/Bellary Iron Ore.が含まれる。