2004-04-02 ◆インド商業エアコン各社、続々VRF技術導入 【ニューデリー】商業不動産の開発が活況を呈する中で、VRF(variable refrigerant flow)技術を採用した商業用エアコンが急速に普及しつつある。 インディアン・エクスプレスが3月31日伝えたところによると、VRFは元々日本を発祥地とするが、LG、Voltas、Blue Star等のプレーヤーは目下、インド国内において同技術の導入を図っている。LGは近日中に、Voltasは7月、Blue Starは今年末までに、VRF技術を採用したエアコンを発売する。VRFプレーヤーには、この他、Daikin Shriram、Carrier、Mitsubishiが含まれるが、これらの企業は何れも輸入に依存している。VRFは現在、商業エアコン市場の5%を占めるに過ぎないが、来年は10%に拡大するものと予想される。 Blue Starは、現在サンヨー製VRFユニットの販売を手掛けているが、国内製造に転換、輸入品を下回る価格で販売することを計画している。同社のTGS Babu重役(ED)は、「50万トンの商業エアコン市場において、VRFシステムは今のところ1万5000トンを下回っているが、来年は60%成長し、2万5000トンに達する」と予想する。 VoltasのKD Virmani重役(セールス担当GM)は「今年7月の発売を目指し、目下、VRF技術の開発に取り組んでいる」と語った。 VRFシステムでは、商業ビルの各部屋にセンサーが取り付けられ、人の出入り等により変化する必要冷却度を測定、同情報を室内の電子バルブを通じ屋外セントラル・ユニットに伝達する。これにより冷却剤の量が調整され、一定の室温が保たれる。 ダイキン工業のSanjay Goyal主任(VRF担当)は「数ヶ月前に一連の新製品を紹介した同社は、約70%のシェアを握っているが、今後さらに多くの製品を投入して行く」と語った。4-42トンの全てのキャパシティーをカバーするダイキン工業は、目下VRFエアコン市場の最大のシェアを占めている。 LG Electronics Indiaは今月(3月)4トンと8.5トンの屋外VRFユニットを発売する。同屋外ユニットは屋内ユニットと結合される。これによりLGはフル・キャパシティーの製品を手掛けることになる。