2004-04-02 ◆LG、5000ルピー下回る冷蔵庫発売準備 【ニューデリー】タタ・グループ傘下のVoltasが1万ルピー以下のエアコンを発売、耐久消費財の価格バリアが消失する中で、LGは5000ルピーを下回る冷蔵庫の発売を準備している。 エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月29/30日報じたところによると、LG IndiaのKwang-Ro Kim重役(MD)はDiosTV冷蔵庫発売記者会の会場で以上の消息を語った。それによると150-160リッターの直冷式冷蔵庫を5000ルピー以下で3-4ヶ月以内に都市郊外と農村部をターゲットに発売する。当初2004年第1四半期に発売する予定だったが、プラスチックやスチール等のインプット・コストが上昇したため見合わせていたもの。 現在、50-800リッターの80モデルを7000-20万ルピーで販売しているが、最終的に5000-40万ルピーの全ての価格帯の冷蔵庫を提供する計画だ。 LGはこのほど13インチTVをドアに組み込んだ600リッターの冷蔵庫“Dios TV refrigerator”を世界的売り出しに合わせて、インドでも20万ルピーで発売した。これはデジタル製品ポートフォリオを拡大し、アパー・エンド市場におけるプレゼンスを強化する戦略の一環でもある。 新製品には、LGが独自開発したTVから発生する熱を冷蔵庫内部に伝えず外部に放出する多次元対流冷却(Multi Aperture Flow Cooling)技術が採用されており、またケーブルTV/DVD/VCDへの接続が可能な他、FMラジオも内蔵されている。2002年に1300台、2003年に1500台を販売したLGインディアは、2004年には3000台のDios販売を目指している。LGインディアはインターネットDiosモデルも改めて発売した。ルピーの対米ドル相場上昇と関税の引き下げでNet Diosの価格は40万ルピーに下降する見通しだ。 一方、LGインディアのAjay Bajaj主任(冷蔵庫担当)によると、今年は400リッターまでの冷蔵庫モデルをインド国内で製造する。これまでのところ310リッターまでの製品をウッタルプラデシュ州Noidaに設けた工場で製造、それ以上のモデルは輸入している。マハラシュトラ州Puneの工場が今年稼働すれば、冷蔵庫製造業務はプネー工場に移される。プネー工場には今年7月までに新たに100クロー(US$2211万)を投資する。今年は通年で冷蔵庫150万台の製造を目指している。 LGインディアの2003年の売上げは4500クロー(US$9.95億)をマーク、2004年には7000クロー(US$15.48億)を見込んでいる。なお2004年中に公開公募を行う計画はないと言う。