2004-04-26 ◆外資導入は小売部門の成長を加速:CIIセミナー 【ムンバイ】小売業への外国直接投資が解禁され、外国プレーヤーが国内市場に参入するようになれば、組織化された小売部門の飛躍的成長が期待できる。 インディアン・エクスプレスが4月24日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)主催の不動産業会議“Realty 2004”における『組織化された小売産業とレジャー産業-マルチプレックス』と題するパネル・ディスカッションの席上、スピーカーらは以上の見通しを表明した。 CrossroadsのKN Iyer重役(CEO)は「外国直接投資を、地元小売産業の脅威と見なすべきではない。むしろ組織化された小売部門の成長の機会と見なすべきだ」と主張した。それによると外国プレーヤーが国内市場に参入するなら、小売産業組織部門のシェアは現在の2%から20%に拡大するはずと言う。 Pantaloon Retail (India) LtdのKishore Biyani重役(MD)は「政府が経済成長を目指すなら、製造部門同様、サービス部門の成長も加速せねばならない」と指摘、また「小売部門への外資導入を認める際は、バランスのとれたアプローチを採用すべきだ」と語った。 Shoppers Stop LtdのBS Nagesh重役(MD/CEO)は「統制のとれた方式が採用される限り、小売部門への外資導入を歓迎する。外国投資とその成長は、国内小売産業の発展を促す」と述べ、「地元の小規模企業にとっては、外国企業のみならず地元の大企業も脅威であり、小規模業者の保護を小売産業への外資導入を規制する理由にすることはできない」と指摘した。