2004-05-12 ◆自動車メジャー、合金鉄メーカーへの出資検討 【ニューデリー】インド国内の自動車/自動車部品/トラクター・メーカーは、価格変動に対処し、安定供給を確保する狙いから、合金鉄メーカーへの戦略的出資の可能性を検討している。 ビジネス・スタンダードが5月8日報じたところによると、先週催された4業界団体-自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)/自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturers' Association)/トラクター製造業者協会(TMA:Tractor Manufacturers' Association)/特殊鋼製造業者協会(ASPA:Alloy Steel Producers Association)-の代表者会議の席上、以上の問題が協議され、これら4団体から各4名の代表が参加する16人委員会の次期会議で継続討議されることになった。 先週の会議には、Maruti Udyog Ltd(MUL)/Bajaj Auto Ltd(BAL)/Mahindra and Mahindra/Eicher/Honda Motorcycle and Scooter India等の代表の他、Kalyani Steels/Usha Martin/Vardhaman Steel/Marmagao Steel/Aarti Steels等のASPAメンバーも出席した。 合金鉄価格は2004年1-4月の間にトン当たり5500ルピー値上がりした。SIAM筋によると、16メンバー委員会は石炭、コークス用炭、スクラップ等の供給逼迫や値上がり、向こう5年間の需要動向に検討を加える。国内自動車産業は年率10-15%の成長を遂げており、もし鋳鉄や合金鉄の現在の供給不足が持続するなら、状況は益々悪化せざるを得ない。このため自動車メーカーらは合金鉄メーカーの戦略的権益を取得するとともに、金融機関に働きかけ、合金鉄メーカーの設備拡張を支援することを検討していると言う。